2022.2.9
Wventuresさんと合同で広報・PR勉強会を開催しました!
こんにちは!デライト・ベンチャーズで投資先のご支援を中心に行っている齋藤です。2022年1月24日(月)にW venturesさんと合同で「広報・PR勉強会」を開催しました。スタートアップや起業家のみなさまでも広報・ PRに関して悩んでいらっしゃる方もいるかもと思い、少しだけその様子を共有させていただきます!
イベントの企画背景
W venturesさんおよびデライト・ベンチャーズの投資対象のはシード〜アーリーフェーズのスタートアップがいます。そのタイミングの会社においては、広報専任は1名だったり、まだ広報専任メンバーはおらず代表やCxOが広報も兼務しているケースも多いです。また、会社の成長に合わせて広報に求められる役割も次々と変化します。
・気軽に広報について相談できる人がいない。スタートアップ 広報同士の横のつながりを作りたい!
・同じフェーズの企業の広報の方がどんな活動をしているのか話を聞いてみたい !
といった投資先の方々のニーズのもと、開催VCの投資先5社《YOUTRUSTさん、ビビッドガーデン(食べチョク)さん、Rentioさん、ROUTE06さん、RABO(Catlog)さん》 の生々しい広報事例をLT(ライトニングトーク)形式で発表いただきました。
イベントには投資先の広報担当の方はもちろん、CEO、CxOの方々も含めて、当日は30名以上の方にご参加いただきました。
イベント開催にあたって、YOUTRUST広報の緒方さんに全面協力いただきました...! ありがとうございました😭
資金調達に向けた広報戦略・事業部との連携における広報のあり方、テレビも含めたメディアリレーションの構築、海外カンファレンスでのPR等、各社の事例をオープンにお話しいただきました。5社の広報の方々の実体験を、当時の社内や担当者の状況も織り交ぜながらお話しいただく、とても濃密な時間でした。当日のLT詳細については詳細を控えさせていただきますが、広報としてみなさまが大切にされているポイントを少しだけ記載させていただきます!
イベントでの知見
「自社らしさを届ける」
・広報がやることは情報発信ではなく「情報開発」。社会の潮流を把握し、自社との接点を作ることで、持続的な共感を生むのが広報の仕事
・社内の代表を含めたステークホルダーとすり合わせを徹底し、何を会社としてPRで目指したいのかの認識を合わせる
・広報がストーリーを「作る」。事実を軸として、サービスを作るに至った背景や理由、サービスで作りたい未来など、より立体的に発信する情報を描く
・英語であっても世界観を死守できるよう、ネイティブの方を交えて翻訳する
時流を捉える
・旬と課題を捉えた発信を行う(例:コロナ禍での働き方の変化を捉える)
・トレンドに合わせて伝えたいメッセージや作りたいニュースを言語化する
効果を最大化する、社内を巻き込む
・インパクトが最も大きくなる方法を考える。例えば社内外の関係者を巻き込んだり、プレスリリース単発で終わらせずに、どうしたらモメンタムを作れるのかを考える
・プレスリリースのtwitterの盛り上げを打ち上げ花火に終わらせない。そのために社内のメンバーの熱源を高めるようにモチベートできるような工夫を行う
・広報が言語化、企画し、社内外を巻き込みPMとしてリードする
・フィードバックを生かして次につなげる
LTの後は参加企業の方々同士で課題や悩みをぶつけ合うなど、オンラインではありながらも企業の垣根を超えた交流が行われました!
イベント後のアンケートでは、参加いただいた投資先の方々から以下のようなお声をいただきました。
「各社の具体的な事例ベースで取り組みなどの共有をいただき、とても参考になりました!」
「フェーズの近い会社の方のお話も聞けて、すぐに実践できそうな内容も多く、実りのある時間でした。」
「他社様の広報戦略、特に初期段階のアプローチ方法を聞くことができて大変勉強になりました!」
デライト・ベンチャーズの投資先支援について
デライト・ベンチャーズとして、投資先の方々の課題感やニーズに即した機会の提供やイベントの設計など、投資先にとって実りある取り組みを進めていければと思います。
今後もデライト・ベンチャーズの情報を配信して参りますので、ぜひニュースレターにご登録ください。また、デライト・ベンチャーズに興味を持たれた起業家の方、スタートアップの方はぜひお問い合わせください。